2014年08月22日

8月22日の記事



 この度、名桜大学からインターンシップで、ONC(沖縄NGOセンター)にて活動させていただいている
内村知寛(うちむら ともひろ)と名護彩夏(なご あやか)です。期間は8月7日から24日までのうち12日間です。

 期間中、様々な経験をさせてもらい、8月21日は「食から見える世界とのつながり」と題して、
那覇市立石田中3年生のみなさんと一緒に食に関してワークショップに参加しました。
具体的にはフードマイレージや食料自給率などに関して考えてもらい、生徒の皆さんの意見や感想を聞くことができました。
 
生徒の中には輸送によるCO2の排出による環境への影響を懸念する意見や、
私たちが口にする食べ物の多くが遠く海外からきていることに対して驚いたという意見も多く聞かれました。
また、日本の食料自給率が39%であるということは、生徒たちにとっては不安に感じられたようでした。
そのため、普段食べるものは国産のものを選ぶようにしたいという意見や、どうにかして日本の自給率を上げる
方法が無いかと意見してくれる感想もありました。

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☆ 日本の食料自給率は低くて、自分たちで自給自足できないのは農家の減少だと思います。
  でも、今の社会、若い人たちが農家になることは少なくて、このままでは自給が出来なくなると思います。
  だから、少しでも農家が繁栄するように、自国の食材を使うべきだと思います。
  自分たちの国に愛着を持って食料自給率を増やして生きたいです。 (男子・T君)

☆ ・日本人がよく食べている「みそ汁」に使われている大豆が日本ではなく、アメリカから輸入していたことにビックリした。
   ・外国から輸入した野菜に農薬とか人に害があるほど使われていないか怖い。
   ・外国から輸入した野菜などのほうが安くて悔しい。
   ・なるべく日本のものを食べたいと思いました。
   ・庭の畑で「にんじん」、「レタス」とか自給自足をしたいと思いました。無農薬で良いと思いました。(女子・Mさん)

                                            
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 フードマイレージとは食料の重さと食料の輸送距離の乗算によって求められる数値のことです。
この数値が大きいほど環境へ与える影響が大きいと考えられています。

 生徒さんたちの感想から、自分たちの生活の一部である『食』が世界と繋がっていることや、
日本の現状を知ってもらえてよかったと感じました。
それと同時に、ワークショップの進行や、サポートの難しさを学ぶことができました。

石田中学校の皆さん、
暑い中一緒にワークショップに参加してくれてありがとうございました。

ONCの皆さん
インターンさせて頂き、ありがとうございます。
残りの期間もよろしくお願いします(^∀^)






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