NGOスタッフ日記

ついに始まりました
ウチナージュニアスタディーの本研修で、海外参加者との初対面を午前中に済ませ、
午後はＯＮＣのワークショップでした
今日のテーマは【アイデンティティー】　
普段の生活のなかではあまり考えたことがないトピックだと思います。
自分が生まれた場所、育った場所、育ってきた環境などなど、一人ひとり違いますよね？
それをひとくくりにせず、それぞれの立場で感じること、考えることを共有したり、相手を理解する気持ちをみんなで一緒に考えました

まずはアイスブレイク
担当してくれたのは、ＯＮＣのスタッフではなく、学校の先生。
過去にボリビアに青年海外協力隊として２年住まわれていた経験のある、子ども想いのとても素敵な先生です
今回ボランティアとして参加したいと言ってくれて、ぜひ、アイスブレイク担当してもらえませんか～？と急な提案にも快く引き受けてくれました！
初めての出会いで、言語も様々。
でも、言葉がなくても大丈夫！伝えようとする気持ちが大事なんだ！と改めて実感できるワークをしてくれました



ここからがアイデンティティーのワークです。
さて、自分は今、沖縄と海外（自分の国）を１本の線で結んだとき、どのあたりに居るでしょう？
体がというよりも、気持ちの部分でですね。
どのあたりに居るか考えて、動いたら、ワークシートにその理由などを書いてもらい一人ひとり発表してもらいました
正解のない答え、自分と向き合う大事な時間でした。



続いては、【サオリの学び】
前回の事前研修でもゲストとして参加してくれたサオリさん、今日も講師として来て頂きました
打ち合わせでは、多言語の中、どうワークを進めるか、海外の人たちへこのワークをやるのは初めてで、どういう反応が返ってくるのか、全く想像つかないと悩みに悩んで、やってくれました



各グループへカードを配布し、どっちが日本のサオリさんか？ペルーのサオリさんか？
相談中。その後各グループより発表。






日本文化の「あいづち」、これを初めて体験したサオリさんの実際の様子を再現してもらいました。
どんな気持ちになるのかな？



グループのみんなで、これまで体験した「違い」について話し合ってもらいました。
日本人の感じる違い、海外のみんなが感じる違い、
いじめだったり、見た目の偏見。
みんな違って、みんないい。
そんな話し合いになっているグループもありました。
それをみんなで共有してこのワーク終了！



最後は、この１週間という短い期間ですが、有意義なものにしてもらいたい！
ということでテーマ別にグループでこの１週間過ごしてほしいな～と思ってテーマを決めました！
あっという間の１週間になると思いますが、参加者のみなさん、ぜひ仲良くなって、
研修が終わってもこの出会いとつながりを大切にしてほしいと思いますまた、１週間後の研修のまとめでお会いしましょ～