2012年04月14日

イベントのお知らせ~上映会~

沖縄本土復帰40年記念企画
「Canta! Timor うたえ!ティモール」上映会 in 読谷村

東南アジア東ティモールを舞台に、大地とのきずなを描くドキュメンタリー。
1999年までの24年間で人口の3分の1を失うという狂気のような殺りくを受けた東ティモール。消えない悲しみを抱きながら、許すという選択をした人々の姿が、美しい音楽とともに綴られる。日本が深く関わりながら、ほとんど報道されなかった東ティモール問題を取り上げた国内初の作品。

今年復帰40年目を迎える沖縄。その節目にこの映画が読谷村で上映されます。
私たち沖縄は先の戦争において、異民族支配のもとにおかれたのち、40年前に復帰、その道を選択した中に生きています。戦争という波乱を経験して、復興するため、道を切り開くため、東ティモールは独立を選び時代を歩み始めました。その姿に、40年前の私たち沖縄の姿が重なります。

日 時:2012年4月16日(月)、4月27日(金)
    開場18時30分 上映19時 各日40名定員(定員になり次第受付終了)場 所:読谷村文化センター 中ホール
入場料:900円
 復帰の年に生まれた方は入場無料(身分証明書をご持参下さい)
主 催:映画カンタティモール読谷実行委員会  
問合せ:098-958-7860
後 援:読谷村 読谷村教育委員会 FMよみたん
※上映後、映画の内容に対して、ご不満ご納得がいただけない方は入場料を返金致します。
※映画内容の都合により、鑑賞は高校生以上の方に限らせていただきます

イベントのお知らせ~上映会~
復帰を選んだオキナワ。独立を選んだ東ティモール。二つの道が交差する時、そこに歴史が見える。

【ストーリー】
東ティモールで耳にした、ある青年の歌。日本帰国後もメロディが耳に残って離れない。監督たちは青年を探すため島へ戻る。そして一つの旅が始まった。

「ねぇ仲間たち。ねぇ大人たち。僕らのあやまちを、大地は知ってるよ」

歌はこう始まっていた。直接的な言葉を歌えば命に危険が及ぶ。インドネシア軍事統制下にひっそりと歌われた歌だった。青年に連れられて、監督たちは島の奥へと入っていく。そこに広がるのは、精霊たちと共にある暮らし。太陽に照らされた、はじけるような笑顔の人々。
その一方で、人口の3分の1の命を奪ったインドネシア軍の攻撃が濃い影を落とす。報道にのらない地下資源ビジネス。日本政府の驚くべき行動。
「悲しい。いつまでも悲しみは消えない。でもそれは怒りじゃない。」「日本、ティモール、インドネシア。みな同じ。母は一人、父も一人、大地の子ども。叩いちゃいけない。怒っちゃいけない。」

弾丸が飛び交う中、人々は命をわけるように助け合い、大地への感謝を歌と踊りに表し続けた。自然を敬い、輪になって踊る、遠く懐かしい風景。いつのまにか、ティモールの旅はそっと監督たちに問いかける。愛すべきふるさと、日本の島々の姿を。

監督:広田奈津子  制作・音楽:小向定
監修:中川敬 Soul Flower Union 南風島渉(フォトジャーナリスト)

音楽ドキュメンタリー映画 110分
東ティモール・日本 2012年作品
公式Webサイト:www.canta-timor.com
Facebook:www.facebook.com/canta.timor





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